人は生まれた時、肉体的に助けが必要な立場にあったため、親に許され、感謝され、承認され、愛されることで、生存に必要なサービスを得てきました。
ですから、親に許されず、感謝されず、承認されず、愛されないことは、無意識に怖いし、悲しいし、嫌なのです。
コントロールできない他者からの承認や評価に左右されることは、苦しみを生み出します。
そして無意識に自分を誰か他の人の下に置いたり、他の人に依存してしまいます。
このような物質次元での制限を解き放つこと、本来の自分を知り、自分のパワーを取り戻していくことについて、ダイアナ・クーパー著「アセンションの新しき光」からご一緒に学んでいきましょう。
*****
私たちは同じパターンの繰り返しや頑固なものの考え方や、思い込みの連鎖にとらわれている、信じがたいほど不思議な存在です。
アセンションできるように思考と感情の鎖から自らを自由にするのは今です。
私たちは鳥とは違って誰かが助けてくれるのを待つ必要はありません。
その鍵は私たちの内側にあるのです。
私たちの大半は、友達、恋人、家族、家庭、仕事、その他たくさんのことに執着しています。
これは人間的見地からは理解できるとはいうものの、そのことによって私たちは低い波動につなぎ止められたままになってしまうのです。
意識は自由です。
私たちの意識が高くなるにつれて、視界が広がり、理解が深まるのです。
人類の中には、純粋に三次元に生きる人々もいます。
彼らは、自分が見て、聞いて、触れて、証明することができるものだけを信じています。
いわばゾウの背中にいるノミのようなものです。
象の背中に乗っているダニにゾウとはどんなものかと聞いたら、それは灰色で平らな生き物だと答えるでしょう。
数センチほど飛べるノミだったら、それは灰色で木のようなクレーターのような穴に覆われた生き物だと答えるでしょう。
一方空を飛ぶ鳥だったら、仲間の動物の群れにいる一匹の生き物だと答えるでしょう。
自分の世界が物質的で物理的なものに制限されている私たちは、誰もが恐れ、疑い、幻想でいっぱいになっています。
制限されたものの見方や思考を通して物事を見ると言う事は、あなたの想像力を制限すると言うことです。
物質的物理的な世界は、幻想の世界として知られています。
私たちが霊的次元へ進む決心をする時、それまで見えなかった扉が開き始めます。
四次元は無条件の愛の世界です。
ここで私たちは自分が霊魂であると言うことを受け入れ、自らが自らの現実を作っていることに気づくようになります。
私たち各人は自分たちが現実を創造すると言うことに責任があります。
私たちの思考、言葉、感情、意志の力と行動が人生を導くと言うこと、それを私たちが完全に受け入れる時、人生が変わります。
全人生の使命を包括的に理解し始めます。
そして牢獄の鍵を開けて自由に飛ぶことができるのです。
私たちは、五次元の惑星へと移行しています。
1997年には五次元のチャクラがすべての人に降りてきました。
それを活性化する時、私たちは完全に霊魂と一体になり、人生を完全に掌握します。
魂のエネルギーが肉体の中に降りるので、私たちは、喜びと輝きを持って生き、感情と信念の古い拘束から完全に自由になることができます。
マスターと三次元の普通の人間との違いは、人は他者からの強い意志によって風に舞う葉っぱのように揺れ動いていると言うことです。
ほとんどの人々は他者から受け入れられること、認められること、知ってもらうこと、そして愛されることを必要とするので、自分たちを他者の意志の支配下に置いてしまうのです。
外に評価を求めるために、私たちは他者に依存することになります。
それは自分の魂よりも上に他の誰かの権威を置いてしまうからです。
自分の直感を聞いたり、自分で決断する代わりにアドバイスや助けを求め続ける時、私たちは自分のパワーを明け渡しているのです。
〜〜〜〜〜
自立は自由をもたらします
〜〜〜〜〜
自立とは、どんなことに対しても自分の直感に耳を傾け、それに基づいて行動することを意味します。
それは自分自身を受け入れ愛し認めることです。
そうすれば私たちは、人を引きつけずにおかない素晴らしい叡智と平穏を放射します。
〜〜〜〜〜
ネガティブな感情を手放すと、自由がもたらされます
〜〜〜〜〜
私たちのほとんどは怒り、心の傷、欲望、貪欲、プライド、嫉妬等の鎖によって三次元に繋がれています。
無意識に、「私はアセンションするよりも、この古傷にしがみついている方がいいです」、とか「私はアセンションするよりも物知り顔をしていたいです」とか「私はアセンションするよりも、失敗への恐れにしがみつく方を選びます」と言っているのです。
自由への鍵
○ 自分と他者を許してください。
○ 手放すと言う意図を送り出してください。
○ 何事においても、自分がやる事は失敗するはずがないかのように行動してください。
○ 必ず成功するとわかっていたらあなたは自由に何をしますか?
○ 静けさの中にいて下さい。
○ 自分の中心にいて、静けさの中にいるなら、あなたは執着から離れ、自立し、誰もあなたに影響与えることができません。
○ 自分と他者の両方が喜ぶ状況を設定してください。
○ 自由で、楽しくて、愛されて、成功している自分自身を創造的にイメージしてください。
○ 自分の内なる子どもインナーチャイルドを気にかけ、いたわってください。
エクササイズ
次の内容をよく考えてください。
○ 成功は必然なのだから、私は何をしようか?(これはあなたの人生のあらゆる分野に及びます)
○ あなたがこの成功を成し遂げたり、受け取ることを阻むような思考、感情、信念に気づいてください。
○ 鎖のようにあなたを引き止める思考や感情や人々や状況を思い描いてください。
○ そしてそれぞれの鎖を断ち切ってください。
○ あるいはあなたを引き止めているものや人々の絵を描いて、それらを消しゴムで消したり線を引いて消したり、切り刻むこともできます。
○ 情熱とエネルギーとクリエイティブな想像力を持って、自分が人生で望むものを楽しんでいるのをイメージしてください。
*****
「ネガティブな感情を手放す」
手放し方は人それぞれだと思います。
勘違いして欲しくないのは、手放すと言うのは排除したり抑えつけたりすることではないということ。
その感情があることに気づく、認める、そして受け入れる、愛を注ぐということです。
気づいてもらえて、受け入れられた感情はホッとして、その役割を終えます。
自分の中を丸〜く、気持ちよくすること。
愛で満たしてあげること。
これができるようになると、あなたが放つ周波数が変わり、あなたの周りが心地良い環境や人々になってきます。
意識がより広がり、人生を愛することができるようになってきます。