覚醒するとはどういうことでしょう?
どうすれば覚醒できるのでしょう?
知識はなぜ重要なのでしょう?
私たちは知る力を持っているのでしょうか?
そのような観点から、意識、思考、感情についてラムサ*のメッセージからご一緒に学んでいきましょう。
*ラムサとは、35000年前、この地球に生きた一度の生で、死を迎えることなく高次元へ昇華した存在です。
われは征服者ラムサだった者・・・今は神たるラムなり。
あらゆるものの中で最も単純でありながら、最も深遠なものによりて蛮人より神となる。
そなたに教えるもの、すべてわれ自身で学びしものなり。
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あなたには、全てを知るべくして知る力がある、というのはどういうことでしょうか?
あなたの肉体はオーラと呼ばれる素晴らしい光の場で包まれています。
オーラはあなたのスピリットにあたります。
それはすべてのものを知る大きな意識の流れである神の心と直接つながっています。
オーラの一部にはプラスとマイナスの電磁場があり、あなたの思考にしたがって特定の想念を引きつけます。
スピリットを通してあなたはすべての知識が存在している場所から、想念を受け取ることができるのです。
意識はちょうど河のようであり、体の細胞一つ一つを含めあなたの自己は全てそこから途切れなく栄養を与えられています。
意識の流れからの想念によってあなたは生かされています。
意識の流れから来る想念によって、あなたは自分の存在の一つ一つの瞬間を創造しています。
思考の河から常に想念を取り出しているのであり、それを魂で感じその感情を通じて存在の全体をはぐくみ成長させ、今度はその成長した自己を想念の河へと戻し、それによって河が全ての生の意識を広げていくのです。
意識を作り上げている思考はそれぞれ異なった波動を持っています。
中には極めて低い、あるいは遅い波動のものがあります。
これは社会意識としてこの世界を支配しているような思考です。
私たちの生きている次元がその存在の基盤としている思考は、社会意識と言う波動の低い限られた思考です。
そこにある想念は、制限が多く、何にでも審判を下す極めて厳しいもので、それはみんなの人生が生存と死への恐怖に関係する価値観によって支配されています。
私たちの意識は、食物、住居、労働、それに黄金についての想念で占められています。
正しいこと、そうでないこと、良い事、悪い事に関する価値判断、ファッションや美、外に受け入れられることや他との比較、年齢、病気、それに死等の想念で占められています。
だからあなたは、極めて制限され、よどんでいる意識からの限られた想念を常に与えられています。
波動の高い思考は、人間のよどんだ想念から離れた自然の意識の中にいた方が、体験しやすいのです。
そこでは人間の価値判断から離れ、自分自身の知っている状態の鼓動を耳にすることができるからです。
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意識の流れから想念を取り出す力をどうしてあなたは持っているのでしょうか?
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何か一つのものをあなたが意識するとき、あなたはその想念を受け取っています。
あなたの脳は思考の電気的な波動を受けるレシーバーであり、その確認がそれぞれ違った想念の波動を受け取り、蓄積し、増幅するようにできています。
あなたの脳が思考を作り出しているわけではありません。
脳は意識の流れから想念がその内部に入ってくるのを許すだけです。
異なった波動の想念を受け取る脳の力は、ちょうど脳の右脳と左脳の間に位置する脳下垂体と呼ばれる強力な調節器によってコントロールされています。
脳下垂体は第七のチャクラと呼ばれ脳全体を司っています。
脳下垂体は大変小さなしかし素晴らしい分泌腺であり、ホルモンを分泌し脊髄の上に位置する松果体の口状部へと流します。
脳下垂体から松果体へのホルモンの流れが、異なった思考の波動を受け取る様々な脳の部分を起動させる働きをします。
松果体のホルモンが、他の分泌腺を起動させ互いのバランスを取ります。
そのバランスレベルは松果体が受け取る集合思考の波動によって決まります。
つまり波動が高いほど松果体はホルモンの量を増やし、さらに高い波動の思考を受け取るよう脳を活動させます。
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意識の流れからの想念は、あなたの存在の中でどういうふうに実現するのでしょうか?
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想念がオーラを通ってくる時、価値判断を下したり変えたりせず、無限の状態のままでそれを通します。
想念が脳に到達すると、大脳の左上部、知性(理性)の機能が宿り変性自我が表現されているところに移動します。
変性自我とは何でしょうか?
それは人間としての体験から得られた叡智が魂に蓄積されたものです。
ただ生き残る生き物として社会意識の影響下で生きているときの価値観の総体です。
存在の生存を確実にするのに役に立たないような思考は、受け入れを拒否します。
脳の中へ入ることを許された想念の波動は、電流に変換され松果体に送られます。
そしてこの神経から全身の一つ一つの細胞へと伝えられていくのです。
想念は体中のあらゆる細胞に行き渡るので、その電気信号に対して全身が反応します。
そしてフィーリング、感触、感情、「身体中を走る感じ」というものが作られ、それは魂に送られ記録されます。
何か感情を感じる時あなたが感じているのは、想念があなたの存在のオーラに衝突し、脳を通して受け入れられ、中枢神経を通って全身に送られ、それが体中の細胞にある感じを発生させたものなのです。
すると魂は将来の参考にする目的でその感じを感情として記録します。
これが記憶です。
どんなものについての思考であっても、感じられて初めて一つのアイデンティティーを持ちます。
ある想念を知る事は、まずそれを脳の中に受け入れ、感じるのを自分に許す、つまり全身でそれを体験することなのです。
知識とはあることを証明するのではなく、それを感情で確かめることなのです。
なんであろうと、知ると言う事はそれが発する波動、すなわち感情を通してわかるもの。
何かを知りたいなら、必要なのは感じることだけ。
そうすればあなたはいつも絶対に正しいでしょう。
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思考は人生の体験を作り出していくでしょうか?
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松果体は「知識を具現化させる」チャクラです。
受け入れることを自分に許す知識は全て現実となります。
まずそれは体のレベルで起きます。
松果体はまず最初にその想念が感情として記録されるよう、電流として全身に送る役割を持ちます。
思考が限りないものであるほど、体中を走る波動の周波数が高く速くなります。
そして特定の波動として魂に記録されます。
魂に記録された全ての想念のフィーリングが、オーラに向けて放出されます。
そして光の場の電磁部分を起動させ、あなたの価値観や思考全体と似通ったものを寄せてきます。
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では望みはどう具現化するのでしょうか?
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望みというものは、それが満たされるという想念を、物、人、体験を通して見たものに過ぎません。
あなたは自分に感じることを許した満たされるという想念があなたの体を離れ、意識の流れに入り、体で体験した欲求と同じフィーリングを生み出すものを引き寄せます。
その欲求が強く感じられたものであるほど、満たされる形も完全なものとなります。
そして望みが満たされるという絶対的な確信を持って、知っていればいるほど、それが現れるのも早くなるのです。
絶対的な知っている状態というのは、高い波動の想念なので、欲求を実現するあなたの力を増幅します。
あなたには、あるもの全てを知る力があるのです。
それがあなたの脳が作り出された目的です。
それは実に簡単な科学です。
思考はただ存在する。
光の波動が下げられ、電気信号となる電気信号は、さらに下げられ、下げられ、下げられて、固体となる。
固体の波動が下げられて想念観念を表すものとなる。
同じ真実が体にも働く。
それは思考、光、受信機であり、受信する者から電気を受けて個体の全身に送られます。
その答えがフィーリングを通じて理解されます。
望みを現実のものとするには、何でも自分の望んでいることを感じるだけでいいのです。
参考文献:ラムサ著「ラムサ – 真・聖なる預言」、RAMTHA
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絶え間ない意識(叡智)の河から、私たちは見たいもの、意識を向けたものを捉えることができます。
あなたはこれからの人生で何を見たいですか?
何を人生の中に招き入れたいですか?
それを意識したら、不安や恐怖や怒りがよみがえってきたり、心を乱されるような対象はありますか?
もしあなたが愛や豊かさに繋がる体験をしたいと望むのなら、もう不安や恐怖を掻き立てられるような対象に意識を向ける必要はないかもしれません(無視してください)。
そこに意識を注ぐより、喜びや楽しさを感じるもの、心が打ち震えるようなものに意識を向けていくことが賢明です。
それに見合った高い波動の喜びの体験がやってくるからです。
あなたの中で不安や恐怖が無くならなくても、それ以上の喜びや愛が大きくなればなるほど、不安や恐怖は姿を現さなくなるでしょう。
そして安定した高波動の周波数を保ちながら、あなたは愛や喜びと共に人生を歩んでいくことができるでしょう。